パートナーから統合失調症と告白されたら?

告白 統合失調症
告白

好きな人から「わたしは統合失調症です」と告白されたら、多くの人はどう対応すればいいのか、何を感じるべきなのか、戸惑うかもしれません。このような状況では、驚きや不安を感じるのは自然なことです。しかし、冷静になり、事実を学び、理解を深めることが、これからの二人の関係を築く上で非常に重要です。

統合失調症とは具体的にどのような状態か

統合失調症は、感情、思考、行動に影響を及ぼす精神疾患です。主な症状には、現実との区別がつきにくくなる幻覚や妄想、思考の乱れ、意欲の低下があります。しかし、これらの症状は個人によって異なり、適切な治療とサポートによって管理することが可能です。症状が理解され、適切に対処されることで、日常生活においても多くの患者さんが安定した生活を送ることができます。

告白された後の最初のステップ

パートナーの告白を受けた後は、まずは自分自身の感情を整理することが大切です。戸惑いや不安、時には拒否感を覚えるかもしれませんが、これは自然な反応です。大切なのは、感情に流されず、冷静に情報を収集し、病気について正確な理解を深めることです。信頼できる医療機関や専門家からの情報を得ること、サポートグループやオンラインフォーラムでの情報交換が役立つでしょう。

私の場合は、告白される前にADHDなどの落ち着きのない行動が見られたので、「統合失調症」と告白されたときなんとなく納得感はありました。

もっと早く告白してもらいたいという思いもありましたが、後になって相手のことを考えると、

自分が統合失調症であること告白することは不安と勇気がいる行動であったと感じました。

実際に私たちの場合も妻が統合失調症であると伝えたときは、声も小さく、おびえた感じで少し震えているようでした。その光景は今でもはっきりと覚えています。

日常生活でのサポート方法

統合失調症のあるパートナーを支えるうえで、日常の小さなサポートが大きな差を生むことがあります。例えば、規則正しい生活を心掛け、十分な休息を確保すること、ストレスの原因を減らす工夫をすることが重要です。また、医師や、支援者の指示に従い、定期的な診察や治療を受けることも忘れてはなりません。共に健康的な生活習慣を築くことが、症状の管理に役立ちます。

もし、結婚を考えているのであれば、担当医師や、支援者の方に合うことをお勧めします。具体的な症状や、アドバイスをもらうことができます。

コミュニケーションのポイント

良好なコミュニケーションは、どのような関係においても鍵となりますが、特に精神疾患を抱えるパートナーがいる場合はさらに重要です。オープンで正直な対話を心掛け、相手の気持ちを尊重し、支える言葉を選びましょう。非難や批判は避け、理解と共感の姿勢を示すことが、信頼関係を深める上で効果的です。

喧嘩をすることも多いですが、お互いに遠慮して何も言わないことが後になって大きな問題につながります。

自分自身の感情の管理方法

パートナーをサポートする中で、自己の感情のケアも非常に重要です。ストレスや疲れが溜まることは避けられません。定期的に自分自身の健康をチェックし、必要なら専門家に相談することも検討しましょう。自己の健康を守ることが、長期的にパートナーを支え続けるためには不可欠です。

私自身も妻に対する不満はあります。けんかする場合もありますが、お互い別々の部屋で少し離れてユーチューブをみたり、アニメを見ることで気持ちを落ち着かせることでストレスの発散を行っています。

困難を乗り越えるために

統合失調症と診断されたパートナーとの生活は、予期せぬ挑戦を伴うかもしれません。しかし、正しい知識と理解があれば、二人で困難を乗り越え、一緒に充実した人生を送ることが可能です。

また、ある程度あきらめることも大事です。妻の場合は病気があるからこそ、乗り越えたい、幸せになりたいと思って頑張っている節をみることもできます。妻の気持ちをしっかりと考えたときは自然とサポートするという考えがでてくると思います。

この経験は、お互いの絆をさらに深め、互いの理解を一層促進する貴重な機会となるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました